多くの方が、風邪の予防として実施する「うがい」、「手洗い」。
みなさんがいつも行っている方法を、ちょっと変更するだけで、さらに効果が高まるコツがあったのです。
今回は医師の薦める「うがい」、「手洗い」をご紹介します。
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うがい
様々なウイルスからの感染を防ぐ喉。
多くの方は喉を「ガラガラ」と鳴らして「うがい」を行っているのではないでしょうか?
さらに風邪予防の効果を高めるには、口の中と、喉のシワのあいだの「うがい」がコツです。
口の中 10秒
口の中には、様々な細菌が繁殖しています。
その中には、インフルエンザ応援酵素とよばれるプロテアーゼがあります。
プロテアーゼは、喉の粘膜を破壊し、喉がウイルスに感染しやすい環境を作ってしまいます。
喉の「うがい」をする前に、プロテアーゼを取り除きましょう。
顔を上に向けて 10秒
多くの方が行っている「ガラガラ」と喉を鳴らす「うがい」です。
長く息が続く方は、長い時間行っても構いません。
息が続かない方は、ムリをせず数回に分けて行いましょう。
上に向けた顔を右(または左)に倒して 各10秒
喉は蛇腹のシワ状になっています。
そのシワとシワの間にはウイルスが潜んでいます。
潜んだウイルスを取り除くために、シワを伸ばします。
シワを伸ばす方法はいたって簡単。
上に向けた顔を右(または左)に倒すだけです。
あとはいつもと同じように「ガラガラ」と喉を鳴らして「うがい」してください。
左右どちらも同様に行ってください。
手洗い
風邪のウイルスは、手の上で1週間もの間生きられるといわれています。
ウイルスを取り除くためには、爪、指、シワのあいだを「手洗い」するのがコツです。
爪のあいだ
石鹸を手のひらで泡立てて、鷲のように手を丸め、爪先を手のひらにこすりつけるように洗いましょう。
左右どちらも同様に行ってください。
指のあいだ
指のあいだは、手のひらを使ってねじるように洗いましょう。
各5本、左右どちらも同様に行ってください。
シワのあいだ
手の甲を洗うときには、鷲のように手を丸めてシワを伸ばして洗いましょう。
手のひらを洗うときには、手のひらを広げてシワを伸ばして洗いましょう。
左右どちらも同様に行ってください。
まとめ
風邪予防の効果が高まる、医師が薦める「うがい」「手洗い」を行いましょう。
うがい
- 口の中 10秒
- 顔を上に向けて 10秒
- 上に向けた顔を右(または左)に倒して 各10秒
手洗い
- 爪のあいだ
- 指のあいだ
- シワのあいだ