気が置けない仲間とのお酒は楽しいですよね。
私も楽しいお酒は大好きです。
しかし飲酒には、さまざまな病気の発症リスクが高まります。
そのため、お酒を控えている方も多いかと思います。
しかし、毎日適度の飲酒量である場合には、お酒を飲まない人に比べて、死亡率が低いことが示されています。
毎日晩酌をされる方には、うれしい情報ですね。
どういうことなのか、調べてみました。
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飲酒により発症率が高まるもの
飲酒量によって、さまざまな病気の発症リスクが高まります。
高血圧、脳出血、高脂血症(中性脂肪)
※飲酒した量に比例してリスクが高くなります。
肝硬変
※飲酒量が多くなると急激にリスクが高くなります。
虚血性心疾患、脳梗塞、2型糖尿病
※少量飲酒のときにリスクが最も低くなります。
やはりお酒の飲みすぎは、身体に良くありません。
飲酒と死亡率との関係
飲酒量が増大すれば、死亡率も高くなります。
しかし、1日の平均アルコール消費量が 19g 以下の場合、非飲酒者よりも死亡率が低いことが示されています。
※このパターンは、グラフの形がアルファベットの「J」に似ているため、Jカーブと呼ばれています。
この要因は、適度な飲酒量であれば、ホルミシス効果により死亡率が低くなると言われているのです。
ホルミシス効果
一般的には人体に悪影響を及ぼすとされる毒物が、極めて低濃度であれば生命活力を刺激して、良い影響をもたらしてくれます。
適度な飲酒量
では、ホルミシス効果を得る、適度は飲酒量とはどれくらいなのでしょう?
適度な飲酒量は、純アルコール1日平均 20g 程度とされています。
※女性の場合委は、20g より低い方が適切です。
純アルコール 20g 程度の量は以下の通りです。
ワイン グラス1杯
日本酒 1合
ビール 大瓶1本
よって、グラスワイン1杯程度の晩酌は、長生きできるとも言えるでしょう。
まとめ
飲酒量が多ければ多いほど、病気の発病リスク・死亡率は高まります。
しかし、1日の平均飲酒量が純アルコール 20g であれば、ホルミシス効果により、死亡率は非飲酒者よりも低くなります。
適度な飲酒量
ワイン グラス1杯
日本酒 1合
ビール 大瓶1本
楽しいお酒を適量飲んで、健康的な日々を過ごしましょう。
しかし、くれぐれも飲みすぎにはご注意を!