前回のKick off 後に、IgA血管炎を発症し、入院しました。
その間、病床でブランディングを検討していました。
病床で熟慮したブランディング戦略を、Kick off からお世話になっているデザイナーOさんとKさん、そしてイタリアでの生活に精通するデザイナーMさんに披露し、アドバイスを頂きました。
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伝統継承
プロダクトのコンセプトとして掲げている「伝統継承」。元となる伝統は、実家の家業で生産している「酒田船箪笥」です。
「酒田船箪笥」そのもの、さらには製造技術を後世に残すため、「酒田船箪笥」のディテールを活かした、プロダクト展開を検討しています。
Kick off 時点では、ぼんやりとしたイメージでしたが、より具現化できる段階に進んできました。
参加くださったデザイナーさんからは、好い評価を頂きました。
海外展開
「酒田船箪笥」は、現代日本で販売するには難しい環境であると考えています。そこで、販路を日本国内だけに留めず、海外への進出を検討しています。
昨今、海外ではジャパンブームが取り立たさせています。特に欧州ではデザインに注目が集まります。
この波を活かすべく、イタリアで数年生活されていたデザイナーMさんに、このプロジェクトに参加頂きました。
Mさんには、前述の内容に大きな相違はなく、今検討しているプロダクト展開内容なら受け入れられるだろうとアドバイス頂きました。
アドバイスに気を良くした私は、プロジェクトを軌道に乗せた暁には、イタリアミラノで開催される国際家具見本市ミラノサローネに出品する夢を抱きました。
B to B
商品展開を検討していくと、個人向けのモノに偏っていることがわかってきました。
長期的に安定した収益を得るためには、個人向け(B to C(Business-to-Consumer))プロダクトだけでなく、企業向け(B to C(Business-to-Business))プロダクトも必要であることは感じていました。
けれども、企業向けプロダクトのイメージが湧かず、展開を考えることができませんでした。
そんな状況の中、Mさんから企業向けプロダクトのアドバイスを頂きました。
思いつかない視点だったため、驚きと納得の内容でした。
次回戦略会議に向けて
デザイナーOさん、Kさんから、プロダクトスケッチを頂きました。また自身でモデリングした内容もあります。
次回までに、いずれかの試作品を完成させたいと考えています。
進捗状況も随時更新していきます。