電信柱は正式名称ではない

2018/07/04


電子メールやインターネットを快適に利用するには、電気と通信網が必要です。

日本全国におよそ3千万本ある電信柱。

電信柱には、

各家庭に安定した電気を供給すること
電話などの通信回線を通すこと

2つの大きな役割があります。

電信柱が無ければ、今の生活は成り立たないほど、重要なものです。

しかし正式には、電信柱と呼ばないのです。

 

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電信柱

電気と通信網が無ければ成り立たないこの時代。

私たちの生活を支えてくれる電信柱は、正式名称ではないのです。

電柱

各家庭に電気を供給する東京電力では、所有する電信柱を電柱(でんちゅう)と呼びます。

電話柱

各家庭に電話回線を引いているNTT東日本では、所有する電信柱を電話柱(でんわちゅう)と呼びます。

所有会社の見分けかた

柱に東京電力のプレートがあるのは、東京電力所有の電柱です。

電信柱には、それぞれの会社のプレートがついていて、どちらの会社が所有しているのか見分けることができます。

さらに電信柱を見て回ると、電力会社と通信会社のプレートが2枚ついているものがあります。

これは電線と通信線の両方が引かれている、共架柱(きょうがちゅう)と呼ばれています。

共架柱(きょうがちゅう)は、電力会社と通信会社が、共に使用しています。

共に使用してはいますが、所有会社は明確です。

関東では下側にあるプレートが、所有会社になります。

 

電線のルール

電信柱に通る電線には、ルールがあります。

真ん中付近を通るのが通信会社の通信線、上部が電力会社の電線です。

東京電力の電線には、高圧な電気が流れています。

電線の工事をする際、安全を確保するため、一番上が電力会社の電線になっています。

通信会社が所有する電話柱を、電力会社が借りる場合があります。

その際、周りの電柱より電話柱が低いときには、電話柱の上に電線を増設する場合もあります。

 

電信柱の由来

国土交通省によると、日本で初めて建てられた電信柱は、1869年(明治2年)にさかのぼります。

その当時は電線でもなく、通信線でもない、電信と呼ばれる通信手段のためでした。

電信とは、モールス符号などを送受信する有線と無線の電気通信、または、そのながれを指します。

その名残から、現在も電信柱と呼ばれているのです。

 

まとめ

電信柱は正式名称ではありません。

電力会社では電柱(でんちゅう)、
通信会社では電話柱(でんわちゅう)、

と呼びます。

両社が共用する柱は、共架柱(きょうがちゅう)と呼びます。

 

ご自宅近くの電信柱、どの会社の所有か確認してみては?



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