クレジットカードの所有は、社会に信用された証

日本では、どこでもクレジットカードが利用できるほど、加盟店が多いわけではありません。

それはクレジットカードの印象によるのではないかと思います。

とかく日本では、クレジットカードに良いイメージを抱かれません。

しかし、クレジットカードを所有できることは、社会に信用された証だと言えるのです。

クレジットカード（Credit card）は、商品を購入し、支払の際に提示するカードです。

英語の「credit」は後払いの意味です。

クレジットカードの支払は、利用できる加盟店で、商品の購入の際に、クレジットカードを提示します。

決済が承認されると、クレジットカード会社が加盟店への商品購入金額を支払います。

その後、カード利用者はカード会社より、利用代金を請求されます。

クレジットカードを所有するには、クレジットカード会社に申請を行い、審査を受ける必要があります。

クレジットカード会社の審査基準は、種類によって異なります。

申請者から提出された個人情報をもとに、返済能力・返済資質・返済担保を算出し、信用を供与できるか判断します。

信用を供与できる内容が基準を越えれば、クレジットカードが発行され、所有することができるのです。

日本国民ひとり当たりのクレジットカード所有枚数は2.9枚。

個人消費支払方法のうちクレジットカード支払の割合は18％とされています。

これに対し、アメリカ、イギリスは、クレジットカード・デビットカード支払を合わせて、約50％の割合です。

この対比を知ると、現金を持ち歩いても安心な治安だと言えるのかもしれません。

しかしある一面では、利用環境が整っていないとも言えるのかもしれません。

日本では、クレジットカードの印象が良くありません。

そのため、所有することにも、利用することにも、嫌悪感を抱かれているかと思います。

主な要因は以下のためと感じます。

・高額消費にのみ利用するものと誤解している
・スキミングなどの不正利用される危険性がある
・多額を利用してしまう心配がある

しかしそれらは、クレジットカード会社の施策と、自己管理で改善可能です。

私がクレジットカードを所有して、利便性・安全性を痛感したのは、海外出張です。

アメリカでは、99セントショップ（日本で言う100円ショップ）でも、クレジットカードが利用できます。

少額利用でも、クレジットカード所有が信用され、決済できるのです。

それにより、多額の現金を持ち歩くことが無くなり、スリの犯罪による被害を抑える安心感を得ることができたのです。

クレジットカードは、信用を供与できると判断されなければ所有できません。

信用された対価として、安心できる支払が可能になるのです。

多くの方が、信用と安心を手にして頂きたいと願っています。